ソルフェージュの教材

ソルフェージュの教材のおすすめは?指導用の本&自主学習教材を厳選

ソルフェージュのおすすめ教材イメージ画像

ひと昔前までは、ソルフェージュの教材と言えば、紙にひたすら音符が黒々と書かれた本がが主流でした。

ところが、印刷技術や録音技術などの進化により、ソルフェージュの教材は以前よりもとても分かりやすく、取りかかりやすいものがたくさん登場しました。音声教材までついているものも少なくありません。

今回は、そんなソルフェージュの教材の中から、指導者の方向けに、おすすめの本やテキストを厳選してご紹介していきたいと思います。

お子様向けから大人向けまで、テーマ別に分けているので、ご興味のあるところからぜひご覧になってみてください。

なお、独学の方向けの教材に関しては、以下のページに別でまとめていますので、ご参照ください。

ソルフェージュの独学方法イメージ画像
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ソルフェージュの本・テキストのおすすめ教材は?

まずは、指導者の方向けに、ソルフェージュのおすすめ教材をご紹介します。

ソルフェージュの教材と言えば、有名なものではコールユーブンゲンやコンコーネなどの伝統的なテキストがあります。

もちろんこれらを使用してもいいのですが、今回はそれ以外の教材で実用的なものをいくつかピックアップしました。

子ども向けと大人向けでは多少勝手が違うので、年齢別に分けて見ていきましょう。

幼児期のテキスト教材のおすすめは?

まずは、幼児期の学習に適したテキストについてです。

年齢が3才くらいのお子さんは、楽器を演奏するには身体の大きさが十分でない場合がほとんどです。

そのため、楽器を演奏しながらソルフェージュを習うのはむずかしい場合があります。

しかしながら、ソルフェージュを後に楽器のレッスンを始めるための準備として始めることは大変有益です。

ソルフェージュで音楽的な土台をつくっておけば、適齢になって楽器を始めたときの学習効率の向上が望めます。

3才用のソルフェージュの教材はまだめずらしいですが、「いちばんやさしい3歳からのソルフェージュ」(ヤマハミュージックメディア)がおすすめです。

とてもカラフルで絵本のような教材です。

この本の良い点は、音符も文字も大きく、見やすくわかりやすいことです。

ピアノの鍵盤の位置との音の高さの高低を認識することから始まり、真ん中のドからソまでと4分音符が学習できるようになっています。

続編の教材として、「いちばんやさしい5歳からのソルフェージュ」も有用です。

この教材は、音域は真ん中のドから高いソまで、2分音符と4分休符、そして4分の4拍子・4分の2拍子・4分の3拍子を体験できるソルフェージュ教材です。

「聴く」「読む」「書く」「歌う」「リズムを叩く」の5つの大事なトレーニングをバランスよく行うことができ、2冊で譜読みのための基礎力が身につきます。

幼児~子供向けのおすすめ教材は?

4才、5才のお子さんは身体的にも、認知の発達ということからも、楽器のレッスンを始めるにはとても良い時期です。ソルフェージュを始めるにもうってつけです。

この時期には、「4才のリズムとソルフェージュ」(音楽之友社)が、楽器のレッスンと共に、取り入れ易い教材です。

4才~5才のお子さんにとって、始めから五線上の音符の位置を認識するのはむずかしいことです。

その点、この教材は身体を使った予備練習の後、1本線でト音記号の真ん中ドからファを表現してあり、ソからは五線に移行するという形を取っています。

「4才からの」とありますが、小学校低学年でもソルフェージュのレッスンの導入に十分使える内容の教材です。

またこの頃のお子さんにとって、知っている歌をドレミで歌えるということは、とてもうれしいことです。

1本線のドレミファが終って、五線に移行した頃に「ともだちピアノ」(ドレミ楽譜出版)をたまに取り入れてみるのも、レッスンが楽しくなりおすすめです。

この教材は「チューリップ」や「かえるのうた」など、たくさん子供が知ってる曲を集めてあるソルフェージュの本です。

ドレミで歌えたら、自分で演奏してみることで専門楽器への導入にも使えます。

「読譜力」は、初めて見る譜面とその音符の数に比例すると言われています。

5才から小学校低学年のお子さんであれば、「子供のためのソルフェージュ(1a)」(音楽之友社)は課題数が268曲、参考曲が10曲と、とても内容の充実したソルフェージュ教材です。

子供のための音楽教室 (著)

全曲ハ長調で書かれていて、ソルフェージュの3要素「音符の読み方」「音の高低を出す」「リズム」をトレーニングするのに最適の教材です。

1冊終わる頃には、頭の中で音をイメージする力が随分つきます。

内容的には4、5才のお子さんからでも使えますが、音符が小さいので少し読みにくいかもしれません。

そしてレッスンが進んで、テンポや強弱、アーティキュレーションを習い始めたお子さんに効果的な教材は、「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」(ヤマハミュージックメディア)です。

この教材は、強弱、スタッカート、レガートなどを自分の声で表現することで、様々な音楽的表現を身につけることができるようになっています。

そして、1曲1曲が短く、メロディーは歌い易い音域で作られています。

入門編に続く「きれいにうたいましょう ソルフェージュ1~3」のシリーズは、世界の民謡やクラッシックの名曲などで構成されている教材です。

数々の名曲をソルフェージュという形で学ぶことは、素晴らしい音楽体験にもなります。

そして全曲に伴奏はついているので、いろいろなハーモニー、調性に触れ、アンサンブルの楽しみもあるということも大きなメリットです。

大人におすすめのソルフェージュ教材は?

大人になって楽器を始められる方、また昔習っていて再び始められた方は「好きな曲を弾きたい」と言う動機でレッスンに来られる場合がほとんどです。

ソルフェージュをおすすめすると、大人の方の中には「私、音痴だから・・・」と尻込みされる方もいらっしゃいます。

しかし、自分で楽譜が読めるようになると音楽の幅も広がりますし、より楽に、そして深く上達することができます。

最初からうまくできる人はいません。後から、必ず「ソルフェージュをやっておいてよかった」と思えるので、ぜひ大人の方もソルフェージュにトライしてみてください。

そんな大人の方におすすめのソルフェージュの教材をいくつかご紹介します。

「子供のためのソルフェージュ(1a)」(音楽之友社)は、子供の~とありますが、大人になってから楽器を始められる方にもぴったりの教材です。

子供のための音楽教室 (著)

ソルフェージュの3要素「音符の読み方」「音の高低を出す」「リズム」をトレーニングするのに最適の教材です

ご自身のペースで少しずつ、また課題数が多いので適宜とばしながらでも、読譜力アップに効果が十分にあります。

ところで、大人の方は練習時間を取るのもなかなかむずかしい、そして訓練の要素が多いとしんどく感じる方もいらっしゃいます。

そういう方は伴奏のついている教材で、ピアノに音程を取るのを助けてもらいながらレッスンをする方が、よりやり易いのではないでしょうか。

伴奏つきの教材として、まずは音程の無理がないように「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」(ヤマハミュージックメディア)から始めるのもいいです。

強弱、スタッカート、レガートなどを自分の声で表現することで、様々な音楽的表現を身につけることができます。

1曲1曲が短く、メロディーは歌い易い音域で作られてるのもありがたい点です。

時間のない方は、入門編をとばして「きれいにうたいましょう ソルフェージュ1~3」シリーズの1巻から、世界の名曲で楽しくソルフェージュの力を養って頂くのも良いかと思います。

世界の民謡やクラッシックの名曲などで構成されているため、少しむずかしくても入っていきやすいのが特徴です!

ソルフェージュの訓練はすぐに成果が現れるものではないですが、楽器上達の鍵となります。

今回ご紹介した教材なども利用しながら、ぜひ少しずつ日々の練習にソルフェージュを取り入れてみてください。

なお、ソルフェージュの独学については、「ソルフェージュの独学方法・おすすめ教材」にまとめていますので、あわせてご覧ください。

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