突然ですが、エロゲ―の音楽を聴いたことはありますか?
エロゲ―とは、PCでプレイするちょっと成人向け要素の含まれた、音楽つきの小説のことを指します。
ライトノベルに音楽とエ〇チなシーンがついたようなイメージです笑。サウンドノベルなどと呼ばれたりもします。
有名なもので言うと、アニメやゲームで大人気のFate/stay nightも、もともとエロゲ―です。
そして実は、エロゲ―には、表舞台には出ていないながらも涙を流してしまうほどの名曲に溢れています。
それもそのはず、エロゲ―には、心を揺さぶる素晴らしい物語が多く、その世界観を十分に表現するような楽曲に仕上がっているからです。
今回は、そんなエロゲ―ソングの中から、完全に主観で選んだおすすめの10曲をご紹介いたします。
【第10位】Lia「夏影」/ Air
まず、第10位は、"Air"というゲームの夏影です。
青空の下、草の生い茂った原っぱで、一瞬一瞬を味わい、生きている…そんな、温かい夏でありながらもどことなく物悲しさが漂う、短調の曲です。
この歌には、歌詞のないInstrumentalバージョンと、歌詞つきの歌バージョンがあります。
Instrumentalは、小鳥さんのピアノ演奏ver. が素晴らしいので載せておきます。ぜひ聴いてみてください!
歌ver. も、Liaさんの歌声がクリアで心に沁みます。
【第9位】KOTOKO「Leaf Ticket」/ パルフェ ~ショコラ second brew~
第9位は、"パルフェ"というゲームの「Leaf Ticket」です。
パルフェは、その道の方々には有名すぎるくらい有名な作品です。目汗注意報につきタオルが必須です。
歌手のKOTOKOさんは、数々のエロゲ―ソングを歌う、エロゲ―界の女王と呼んでも過言ではない存在です。
そして、「Leaf Ticket」の魅力は何といってもその秀逸なメロディです。
好きな人と、紅茶を飲みながら何気ない話をする毎日が、ずっと続く…そんな幸せのひとつの形が目に浮かんでくるような温かみのあるメロディです。
そして、そのメロディに見事にマッチしたKOTOKOさんの歌声をぜひご堪能ください。
【第8位】KOTOKO「Wing my Way」/ ファ―ランドシンフォニー
第8位もKOTOKOさんの楽曲で、"ファ―ランドシンフォニー"より「Wing my Way」という曲です。
同じKOTOKOさんの曲でも、やや勇ましく、冒険心の垣間見える曲です。
自分の進む道に続きがないなら、自分で創ってしまえ!…そんなポジティブな気持ちが沸き起こる歌詞こそ、KOTOKOさんの楽曲の真骨頂です。
【第7位】KOTOKO「Just as time is running out」/ ぎりギリLOVE
第7位は、"ぎりギリLOVE"より、「Just as time is running out」です。
この曲は、KOTOKOさんの曲の中でもトップクラスにポジティブな曲です。
心に芽生えた小さな種を大事にしよう、やらずに後悔するよりやって後悔しよう…そんな、やる気を充電してくれる曲調と歌詞です。
何かに挑戦しようか迷っているときや、何かに挑んでいて心が折れそうなときなどにおすすめです。
【第6位】樹海「ヒカリ」/ Fate/stay night
第6位は、"Fate/stay night"より、「ヒカリ」です。
恐らく、Fateはエロゲ―の中でもっとも有名なタイトルと言って間違いないでしょう。
そんなFateの原作に登場する曲ではありませんが、アニメ版で最も感動するシーンの1つ、"Unlimited Blade Works"というシーンをモチーフにした楽曲です。
自分の中にある確固たる信念。揺らいでしまうこともあったけど、貫き通せばそこには何もかも報われる瞬間がある…そんな、不器用ながらも真っすぐな生き方にヒカリが当たるような楽曲に仕上がっています。
【第5位】MOMO「Philosophy」/ 家族計画
第5位は、"家族計画"より、「Philosophy」です。
家族計画は、かなり古い作品ですが、どれだけ時代が経っても支持され続ける名作中の名作です。
独特の世界観のシナリオの良さもさることながら、音楽も群を抜いて素晴らしいのが特徴です。
同じ"家族計画"の「同じ空の下で」も、エロゲ―ソングのランキングで常に上位にランクインする人気曲です。
しかしながら、今回は私の好みで、エンディング曲の「Philosophy」を選びました。
時に助け合い、時にぶつかり合いながら、同じ時を過ごしてきた人たち。家族だけに限られない、大事な仲間。
そんな人たちが照らしてくれた光があったこそ、前に進んで、今がある…そんな、感謝の気持ちでいっぱいになる心温まる曲です。
ピアノ伴奏の副旋律も含めて大変魅力的な曲なので、ぜひ聴いてみてください。
【第4位】大咲美和「Pieces」/ この青空に約束を
第4位は、"この青空に約束を"より、「Pieces」です。
"この青空に約束を"(通称:こんにゃく)は、シナリオが素晴らしすぎて、四月は君の嘘並みに号泣した作品です。
音楽も素晴らしすぎて、私の中で不朽の名作です。
"家族計画"と同様に絆にスポットライトが当たった曲ですが、家族的な絆というよりは青春時代を一緒に過ごす仲間との絆の方に力点が置かれています。
君との日々は、宝石のように輝いていて、ガラスの箱に閉じ込めてずっとずっと大事にしていたい。いつまでも色あせない宝物をくれた君へ、ありがとう…そんな、大事な仲間との思い出が感謝の気持ちと共によみがえってくるような曲です。
メロディの良さはこのランキング内でもピカイチです。
【第3位】こころむすびオールスターズ「こころむすび」/ ひぐらしのなく頃に
第3位は、"ひぐらしのなく頃に"より、「こころむすび」です。
"ひぐらしのなく頃に"も、京アニのつくり出した二次元ムーブメントの真っ最中に勢いのあった作品です。
作品中では、人が何度も何度も死にます。むごいシーンもたくさんあります。
それでもあきらめずに、誰もが幸せになれるような結末を追い求め続ける人たちの葛藤が描かれています。
そんな作品の、アニメ版のスピンオフ楽曲が、「こころむすび」です。
どれだけ大きな困難がくり返し襲いかかってきても、みんなのこころをひとつに結んで、あきらめずにみんなが幸せになれる世界を手に入れて見せよう…そんな、絵空事のような理想が現実に目に浮かんでくるような、感動的ファンタジー曲です。
アニメもしくはゲームをやった後に聴いたら、死ぬほど感動します。水分補給の準備をしてから聴いてください。
【第2位】つぐみ寮寮生会合唱団「さよならのかわりに」/ この青空に約束を
続いて、準優勝に輝いたのは"この青空に約束を"より、「さよならのかわりに」です。
先ほどの「Pieces」と同じ作品の楽曲で、エンディングで流れる曲です。
最後にこの曲を流すのは卑怯です。泣かないわけがありません。
これまでに一緒に過ごしてきた仲間たちとの大切な思い出がイヤでもよみがえってきます。ずっとずっと、思い出に浸っていたい気持ちになります。
もし卒業式で歌われたら、誰もが涙してしまうほどのインパクトを持つ曲です。
こんな素晴らしい歌詞を、こんな素晴らしいメロディにのせて、みんなで力を合わせて歌うなんて、ズルいです。
別れ際に聴きたい曲ナンバー1なのは間違いありません。
【第1位】KOTOKO「Imaginary affair」/ こなたよりかなたまで
栄えある第1位は、"こなたよりかなたまで"より、「Imaginary affir」です。
どうしてこんな素晴らしい歌詞が書けたのか、私にはわかりません。
私の語彙力ではこの曲の魅力を表現しきることはできないので、まず一度聴いてみてほしい、そんな曲です。
短調を基調としながらも、心の底から励まされる歌詞。
歌詞がなくてもゾクゾクするほどの洗練されたメロディ。。
そして、それを歌い上げるKOTOKOさんの透き通った声。。。
何もかもがこれ以上ないほどのクオリティです。
2番の終わりからラストのサビにかけては、もはや筆舌に尽くしがたい至高の芸術に仕上がっています。
最後にひとつだけ、クライマックスの箇所から、いちばんお気に入りの歌詞をご紹介します。
「振り返る坂道 時に泣いた 弱虫な僕等の 足跡に花が咲いてた」
ストーリーがわかって聴くと100倍素晴らしい曲たち
いかがでしたか?
エロゲ―にも、意外と素晴らしい魅力的な曲がたくさんあることが少しでも伝わったのであればこの上ない幸いです。
ここでご紹介した曲は、もちろん単体で聴いても素晴らしいものばかりですが、ゲームやアニメでストーリーを知ったうえで聴くと、100倍感動できるものばかりです。
成人向けではないバージョンもたくさんつくられていますので、少しでもご興味があればぜひプレイして音楽と一緒に楽しんでみてください♪
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