【ト長調】
ト長調とは、音楽のまとまり(楽曲や楽章、楽節)の中心となる音階が、「ソ」(=日本語音名の「ト」)の音を主音とする長音階(主音から全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音ずつ進んだ音を並べたもの)であることを示す言葉です。
具体的には、ト長調は「ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ♯ソ」という音階を持ちます。
調によって雰囲気は異なりますが、ト長調の持つ雰囲気は「厳粛な、崇高な、幻想」(Serious, Magnificent, Fantasy)です。
("Musical Key Characteristics and Emotions"より)
●ト長調の言葉の意味について
〇長調や〇短調の〇は、楽曲の主役となる音(=主音)を表す言葉でsu。
日本語の「ハニホヘトイロ」が、イタリア語の「ドレミファソラシ」と対応しています。
また、「長調」は音階(曲の中で良く使われる音を並べたもの)が長音階であることを、「短調」は短音階であることを示します。以下は長調と短調のイメージ画像です。
長調と短調の最も大きな違いは、音階の2番目の音と3番目の音の距離の長さです。長調は2番目と3番目の音が長音程(音を1つはさむ)なのに対して、短調は2番目と3番目の音が短音程(となり合う音)です。
ト長調とト短調の例で言えば、ト長調の音階は「ソ・ラ・シ・ド・・・」となるのに対して、ト短調の(自然短)音階は「ソ・ラ・シ♭・ド・・・」となります。
ト長調の調号は♯が1つであり、「ファ」の音が半音上がります。
【画像】https://commons.wikimedia.org/wiki/File:G_major_(E_minor).png
したがって、ト長調の音階は「ソ ラ シ ド レ ミ ファ♯ (ソ)」の7つの音で構成されます。楽譜上では、以下のように表されます。
- ト長調の平行調はホ短調
- ト長調の同主調はト短調
- ト長調の属調はニ長調
- ト長調の下属調はハ長調
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