音楽では、五線の上に音符などの記号を書くことで、楽譜を作成していきます。
そして、音楽家はソルフェージュや作曲など、音楽活動の様々な場面で五線を使用します。
私も、ソルフェージュのレッスンを申し込んだときに「五線紙を持参してください」と言われましたが、五線譜を使用したことがなかったので、一から調べて購入することになりました。
同じように、これから五線を入手しようとしている方向けに、五線紙の種類やどこに売ってるのか=売ってる場所について紹介していきたいと思います。
ぜひこのページで、五線紙・五線譜はコンビニや書店、百均(100円ショップ)などにあるのか?種類は?という疑問を解消してくたさい!
五線紙・五線譜はどこに売ってる?コンビニや百均にあるの?
続いてはいよいよ、五線紙・五線譜はどこに売ってるのか=売ってる場所を確認していきましょう。
大きく分けて、「店舗販売」と「通信販売」の2つの形態があります。まずはどのような種類の店舗で販売されているのかを見ていきましょう。
楽器店などの音楽専門店
これはある意味当たり前ですが、楽器店などの音楽専門店では五線紙や五線ノートが販売されています。
専門店なので、幅の大きさや冊子の厚さ、紙質など種類も豊富に取り揃えられているのが特徴です。
時間に余裕があるのであれば、お近くの楽器店などに立ち寄ってみて、豊富なラインナップの中から自分の目的にあった五線紙を吟味してみるといいでしょう!
書店・本屋さん
書店・本屋さんにもしばしば五線紙・五線譜が置かれています。
スタンダードなノートタイプなどが多いです。専門店ほどの品揃えは期待しない方がいいでしょう。
百均・100円ショップは?
100円ショップ(百均)には、私が探した中では五線ノート(ノートタイプの五線譜)は見つけることができませんでした。
五線紙は見つけることができましたが、B5サイズのシンプルなもの一択でした。
緊急度が高かったり、モノにこだわりがなければこちらを利用するのも手でしょう。
コンビニは?
では、コンビニには五線紙・五線譜は置いてあるのでしょうか?
実は、近くのファミリーマートやセブンイレブン、ローソン、ポプラなどいろんな種類のコンビニを複数回ってみたのですが、五線紙・五線譜を発見することはできませんでした。
オーナーさんの裁量が大きい一部コンビニなどにはおいてある可能性もなくはないと思いますが、基本的にはないと思っていただいた方がいいでしょう。
通信販売
今の時代ではある意味当たり前かもしれませんが、通信販売で五線紙・五線譜を入手することができます。
通販最大手のアマゾンはもちろん、楽天市場や、音楽系大手企業のヤマハでも販売されています。
店頭で購入するよりも豊富な選択肢から選ぶことができるので、発送の時間を待てる方はインターネットで購入するのも有力な選択肢のひとつです。
オンライン無料プリントも
プリント環境が整っている方には、オンラインでの無料プリントを利用する方法もあります。
緊急性が高い場合や、ほんの数枚だけ使いたい場合などには、インターネットからダウンロードしてプリントアウトすることができます。
こちらの方法をご希望の方は、試しに「五線紙 無料」などのワードで検索してみてください。無料ダウンロード可能なページがすぐに見つかるはずです。
五線紙・五線譜の種類は?セパレートタイプの五線紙や五線ノートなど
五線とは、音楽を視覚的に書き表わすために、記号を書き込む5本の平行な横線のことです。五線に記号を書き加えていくことで、楽譜を作成することができます。
音楽活動に欠かせない五線ですが、どのような形のものが世に出回っているのでしょうか。
本章では、具体的にどのような種類の五線があるのかについて見ていきます。
セパレートタイプの五線紙|ルーズリーフもあり
五線の種類の1つに、「五線紙」があります。
五線紙は、五線が冊子状ににまとまっているのではなく、1枚1枚の紙に分かれたものです。五線が1枚ずつ分離しているため、テストや課題提出など、少ない枚数で使い切りたいときに便利です。
一方で、冊子にまとまった五線ノートと比較して一つひとつがバラバラであるため、まとめて保存しておくには不向きかもしれません。
しかしながら、このバラバラ感を解決する素晴らしい五線紙も用意されています。それが、ルーズリーフタイプです。
冊子のようにまとまっていない方がよくて、かつ、たくさんまとめて保存しておきたい方には、このルーズリーフタイプの使用をおすすめします。
五線ノート
五線には、冊子状にまとまった「五線ノート」があります。
学校で使用するノートのように数十枚の紙が1冊の冊子にまとまっています。
五線ノートの中身は以下のようなイメージです。
1冊にまとまっているため、過去に作成した五線譜(=五線に記号を書いて作成した楽譜)を見返すこともできます。
繰り返し歌って復習することが大切なソルフェージュのように、過去のものを何度も見るような場合には、五線ノートが適しているでしょう。
一方で、課題提出など、しばらく返却されなかったり、そもそも返却されないようなものにはどちらかというと適していません。
使用用途に応じて、五線紙やルーズリーフ、ノートを使い分けるとよいでしょう。
電子データ
科学技術が発達したため、五線は紙媒体だけでなく電子データのものも使用することが可能になりました。
電子データには、PDFなどの画像データになっているものもあります。しかしながら、楽譜を作成するソフトが簡単に入手できるため、楽譜は楽譜作成ソフトの電子データ上に直接書き込んで作成されます。
手書きのものと比較して、作成した楽譜の誤読などが少なく、形も整っていて見やすいものができます。
電子機器の扱いに抵抗がない方で、ソルフェージュなど「手で書き込む」作業を必要としない用途の場合には、このような電子データでの作成を検討してもよいでしょう。
五線の縦幅・段数について
五線の「縦幅」には、複数の種類があります
たとえば、8 staves(8段)、10 staves(10段)、12 staves(12段)などのように表記されています。
この数字は、五線紙1ページあたりに何段の五線が載っているかを表しています。たとえば、10 stavesと表記されている場合には、1ページに10段の五線があることになります。
参考までに、以下の画像は標準的な10段の五線ノートの1ページです。
五線は段数が多くなるほど、線と線との間隔が小さくなります。
段数が多いメリットは、1ページあたりに記譜できる段数が多いということです。長編の曲などを書く場合などには、適しているでしょう。
また、段数が多いということは、縦幅に対して横幅が広くなることを意味します。そのため、四分音符など間隔の大きい音符だけでなく、16分音符などの間隔の小さい音符などを多用する場合には、段数が大きい方が幅的に書き込みやすくなります。
一方で、段数が少ないことのメリットは、線と線の間隔が大きく一つひとつの記号を書き込みやすいということです。
五線紙を使い慣れていない人ほど、間隔が小さいと書き込むのに苦労します。特に小さいお子さんなどは、細かい記号をたくさん書いていくほどの繊細さがありません。
このような場合には、はじめは段数の少ないものを使用しておいて、慣れていったらだんだん段数の多いものを使用するようにしていくとよいでしょう。
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