【ハ長調】
ハ長調とは、音楽のまとまり(楽曲や楽章、楽節)の中心となる音階が、「ド」の音を主音とする長音階(主音から全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音ずつ進んだ音を並べたもの)であることを示す言葉である。
調によって雰囲気は異なるが、ハ長調の持つ雰囲気は「無垢に喜ばしい」(Innocently happy)である。
このページでは、「ハ長調とは?」「ハ長調と呼ばれる理由は?」「ハ長調の音階や調号は?」といった疑問に答えていきます!
ハ長調とは?ハ長調と呼ばれる理由は?
まずは、ハ長調とは何か?そして、ハ長調と呼ばれる理由は何か?について簡単に確認しておきましょう!
ハ長調とは、楽曲の音階が「長音階」であり、音階の最初の音(=主音)が「ド」であることを表す言葉です。
「ハ」は「ドレミファソラシ」(イタリア語)の「ド」を表す日本語の音の呼び方です。
そして、「長調」は、音階の2番目と3番目の音の距離が"長い"ことを表しています。
「ハニホヘトイロハ」という音の呼び方や、「長調」「短調」については、以下のページもあわせてご参照ください。
ハ長調の音階・調号・近親調は?
続いて、ハ長調の音階や調号、近親調などについてまとめて見ていきましょう!
ハ長調の音階は「ド レ ミ ファ ソ ラ シ (ド)」の7つの音で構成される
ハ長調は調号を1つも持たない。
【画像】https://commons.wikimedia.org/wiki/File:C_major_(A_minor).png
ハ長調を英語やドイツ語で言うと?
では、ハ長調は英語やドイツ語などの外国語でどのように表現するのでしょうか?以下に一覧でまとめました。
- ドイツ語: C dur
- 英語: C major
- フランス語: Ut majeur
- イタリア語: Do maggiore
特に音楽の世界でよく使われるのは、ドイツ語と英語です。
ハ長調はドイツ語でC dur
ハ長調はドイツ語で"C-dur"と言います。読み方は「ツェー ドゥア」です。
まず、ドイツ語の音名ドイツ語の音名ドイツ語の音名は、「ドレミファソラシ」の音がそれぞれ順に「C D E F G A H」と呼ばれます。読み方は「ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー」です。
そして、長調を"dur"(ドゥア)、短調を"moll"(モール)と言います。
"C" + "dur" で、C durとなります。
ハ長調は英語でC major
ハ長調は英語で"C major"と言います。読み方は「シー メジャー」です。
英語の場合は、「ドレミファソラシ」を順に「C D E F G A B」と読みます。読み方は「シー ディー イー エフ ジー エー ビー」です。
そして、英語では長調を"major"(メジャー)、短調を"minor"(マイナー)と言います。
"C" + "major" で、C majorとなります。
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